情報一覧

HEXIS RACINGがチーム&ドライバーズ・ランキングで年間総合2位に

12.10.2012

アウディ、アストンマーチン、BMW、フェラーリ、フォード、ポルシェ、マクラーレン、メルセデス・ベンツ、ランボルギーニ。

これは現在F1（Formula1）に参戦している自動車メーカーのリストではありません。

FIA GT選手権（FIA GT1 World Championship）は年間一定台数以上生産・市販されたスポーツタイプの車輌を元に開発されるGTカーによるチャンピオンシップで、2012年シーズンは上記の9つの自動車メーカーが参戦し、フランス・ベルギー・スロバキア・ポルトガル・ロシア・ドイツ・イギリスの8ヶ国（スロバキアで2レース開催）を転戦する全9レースで争われました。

昨シーズンにHEXIS RACINGとに年間総合チーム・チャンピオンを、JR Motorsportsと年間総合ドライバーズ・チャンピオンを獲得したMOTUL（モチュール）は、HEXIS RACINGとともにタイトル防衛を目指して今シーズンもFIA GT選手権に参戦。

チャンピオン・ナンバーである#1をまとった新車輌のMcLaren MP4-12Cには、MOTULの企業名だけではなく、8年ぶりにフルリニューアルを果たし、FIA GT選手権やル・マン24時間レースなど世界最高峰のコンペティションでも実際に使用されている自動車用エンジンオイルのフラッグシップ・モデル、MOTUL NEW 300Vのロゴを誇り高く掲げています。

シリーズ開幕前にタイトル防衛を目標に掲げ、実際に参戦チームの中で最多となる3勝を挙げたHEXIS RACINGでしたが、結果はチーム・ポイント、ドライバーズ・ランキングともに、“チームの誰もが望んでいなかった”年間総合2位。特にドライバーズランキングではM. マコウィエッキー選手／S. デュッセルドルフ選手組が、年間チャンピオンとなったM. ヴィンケルホック選手／M. バッセン選手組に対して1ポイント差という僅差でチャンピオンの座を逃しました。

マシントラブルにより1ポイントしか獲得できなかった第8戦での不運がチャンピオンを逃がした最大の要因となりましたが、このレースでも決勝前のフリー走行ではトップタイムを計測していただけに、本当に不運な結果だったと言わざるを得ません。

とはいえ、もしも我々が前年のチャンピオン・チームとして連覇を狙うチームでなかったとすれば、GTカーによる世界最高峰のチャンピオンシップであるFIA GT選手権における年間総合2位の結果はポジティブな結果と言えるでしょう。また、MOTULが誇る自動車用エンジンオイルのフラッグシップ・モデル、MOTUL NEW 300Vのポテンシャルもシーズンを通じて十分に発揮できたと我々は考ます。

チームならびにMOTULへの皆様のご声援、誠にありがとうございました。