AUTOBACS SUPER GT最終戦 熾烈なタイトル争いを制し GT500・GT300共にMOTULサポートチームがタイトル獲得
24.10.2010
前回のレース(FUJI SPEEDWAY 9/11-12)が静岡県小山町を襲った台風9号により中止となった事から、Pokka700kmレース(鈴鹿サーキット 8/21-22)以来2カ月ぶりの開催となった今回のレース。しかも最終戦ということで、今年から新たに始まった特別レギュレーション(全車ウェイトハンディ無し)による車両本来の速さが見られるレースとして開催されました。
GT500では予選から速さを見せるランキング1位の#18 Weider HSV-010と2年連続チャンピオンを目指す#1 PETRONAS SC430の激しい戦いが繰り広げられます。#6の脱落により3位でもチャンピオン獲得の可能性のあった#18だが、最後まで#1へのプッシュを続け今季最高のレースを見せ観客を大いに沸かせました。
結果は2位ながらも、#18がチャンピオンを獲得。
HSV-010登場初年度にデビューチャンピオンを獲得しました。
GT300では、事実上ランキング5位までのチャンピオン争いで迎えた最終戦。ランキング4位・5位の#3 TOMICA Zと#46 アップスタートMOLA Zは優勝が絶対条件といえるほどの厳しいレースを迎えます。
しかしながら、#3は予選から絶好調。ポールポジションを獲得し、レースでも他を寄せるけることなく終始トップを走行、そのまま1位でゴールを迎え、ランキング4位からの劇的な逆転劇でチャンピオン獲得となりました。
これでMOTULは2008年以来となるGT500とGT300でのダブルタイトルを獲得。今季初戦#18 HSV-010のデビューレースポールポジションから始まった衝撃の2010年シーズン。ダブルタイトル獲得によりMOTULとして最高のシーズンを終えることとなりました。
SUPER GTのレースとしては終了だが、来月11/13-14に開催されるスペシャルイベント・FUJI SPRINT CUP 2010で最後の雄姿を見ることが出来ます。 皆様ぜひ富士スピードウェイにお越しください。